第12話「君が紡ぐ物語」
アタワルパは捕えられ、身代金として大部屋一杯の黄金と、二杯の銀が支払われたが、
釈放の約束が守られる事は無く、インカの民を従わせる為の材料として使われた。
そしてその後、宗教裁判にかけられ処刑され、激動の生涯を終えた。最期まで、妹、ワコの事を思いながら。
インカ帝国は滅んだ。
やがてピサロも死に、バルベルデも死んだ。
時は流れる。全ての出来事は色褪せ、忘れられていく。
ワコの宿ったヒマワリはスペインに持ちかえられ、幾度もの転生を繰り返して様々な国を渡った。
その過程で、辛い過去を閉じ込める為か、転生の反動か、彼女は記憶を失っていた。
自分が何者かも分からず、ただ転生を繰り返す歳月を流されるようにして生きて行く。
時は21世紀、アタワルパがワコにかけたインティの力も、500年の歳月を経て効力を失いかけていた。
しかし、彼女が宿った小さなヒマワリの種は、再び不思議な物語を巻き起こす。
ストーリーは、まだ続いている。
ワコは、記憶を取り戻す事ができるのか。インティの力とは?
そして、彼女が本当の笑顔を取りもどせる時は、来るのだろうか。
結末の補完は、この小さなストーリーの参加者達の手に委ねられた。
ぐろーいんぐ!ストーリー”ワコ”
to be continued......
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